お勉強のじかん―夜の専門用語 7時間目―

※写真はイメージ(©Shutterstock)

 

 

こんばんわ。

 

ぐっと寒さが本格化してきて、もうこの時期になると人目を気にせず会社でもモコモコ靴下を愛用し始める社畜OL赤 坂子です。

 

突然ですが、11月ってホッと一息つける貴重な時期ですよね。

リア充たちがキャッキャするハロウィンとクリスマスの間、まるで隙間のように存在する11月。大したイベントはないけれど、本格的な冬の訪れを感じられる冷たい風と、ぐっと旨味を増す秋の味覚を愉しめる最高な瞬間だと思います。

 

今まではホストくんの営業スタイルやお酒の種類などについてお勉強してきましたが、大事な「ホストくんのスタート」の時期についてが抜けていましたね。

実は、そんなところにも専門用語は存在するのです。

 

というわけで、今宵は「入店」にまつわる専門用語をお勉強しましょう。

 

◆専門用語1「体入(たいにゅう)」

 

体験入店の略。履歴書や身分証明書を提示し、簡単な面接をしたうえで4~5時間程度の体験入店を実施。本人の意思と体験入店の様子から店側が判断し、入店が決まる。

新人ホストくんが誕生するのって、案外ハードルは低いものなのです。

 

ちなみに体入では4〜5時間の拘束時間で8,000〜1万円のお給料がもらえるみたい!

 

よくあるアルバイトだと、多いのは面接をしてそのまま帰り、後日面接の結果が電話できて、そこからシフトを決めて・・・という流れが多いのではないでしょうか。

 

でも、歌舞伎町は違います。

その場で面接~体入までしてしまい、本人のポテンシャルをみるのです。さらにその日の日当はその日に払う…

実力主義な世界の香り、そして「まずは受け入れる」精神が感じられます。

 

ちなみに、経験者であれば簡単な店内の説明を10分ほど受け、未経験者であればグラスの作り方や席の位置・基本的な専門用語の説明をこれも30分ほど受けて早速現場デビュー。若い子は覚えが早いから、頭で覚えるよりカラダで慣れろ、ということでしょう。

 

◆専門用語2「体入荒らし」

 

各店舗を体験入店だけでまわり、小銭稼ぎをすること。身分証明書などを提示しているので、基本的にはすぐに情報は回る。

 

前に、客側の「初回荒らし」という専門用語をお勉強しましたね。

ホストくんにもあるのです、荒らし。

 

体入は約4~5時間の拘束で8,000円~1万円のお給料とお伝えしましたが、体入の段階でお給料がいただけるということ自体、なんともバブリー。

この体入だけを繰り返しているホストくんも存在するのだとか。(厳密にはホストくんではないですが。)

 

4~5時間で1万円稼げるのであれば、確かに食いつく人もいそうですね。

ですが情報が回ってしまうとその後なにが起こるのやら・・・想像だけで坂子は胸いっぱいになるので、このへんにしておきましょう。

 

さて、この体入を経て、いよいよ次は本格的なホストデビューです。

貴方に、いえ、貴方に?出会うために誕生してくれたホストくんたち。(完全にこちら側の都合です)

次は本格デビューのときの専門用語をお勉強いたしましょう。

 

それでは今夜はこのへんで。

このお勉強が、みなさまのお役に少しでも立てますように。

 

かしこ。

 

ライター:赤 坂子