夜のお仕事恋愛事情③~色恋管理~/後編

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こんばんは。ライターの森山まなみです。

 

キャバ嬢を卒業して早10年…。店内恋愛をしていたのはかれこれ17~8年前でしょうか(爆)。当時はキャバクラもキャバ嬢もまだまだ大盛り上がりの時代で、今の10倍くらいキャバ嬢もいたような気がします。売れてくると時給の良いお店に移籍されてしまうことも日常茶飯事だったので、とにかくお店側はキャバ嬢を引きとめることに必死でした。

 

そんな中でキャバ嬢を管理するのに手っ取り早かった色恋管理。自分の女にしてしまえば、他店に移られることもなく、「俺のためにがんばってくれ」と情に訴えることもできます。

 

色恋管理を利用していた私のぶっちゃけ恋愛事情の後半です。

   

 

色恋管理は持ちつ持たれつ。本気になったら負け。

 

色恋管理の黒服の彼と付き合い始めた私は、すぐに担当替えになりました。の黒服が担当だったのに、彼の担当に変えられてしまったのです。自分の担当するキャバ嬢が売上を上げれば、それは黒服の成績になります。自分の担当にしなければ色恋管理する意味がないですから。

 

この担当替えは、私にもメリットがありました。キャバ嬢の時給は基本的に担当黒服が決めます。彼は私のモチベーションを上げるために、時給アップしてくれたのです。OLと兼業の週2回出勤で時給2,600円だったのがなんと時給4,000円になりました。その代わり週末にも出勤することになったんですけどね。

 


「こんなんで時給が上がっちゃうんだ?!」って、真面目に働くのがアホみたいに思ったりもしたけれど、それはそれで時給に見合うようにちゃんとお仕事頑張りました。キャバ嬢の仕事にも慣れてきて、 

 

コツを掴んで伸びる時期でもあったと思います。黒服のためでなく自分のため、お客さんのために働いて、がっつり稼ぎましたおかげで、私のキャバ嬢での収入はOLの月給を超えました。

色恋管理を逆に利用してるとは言え、いちおう恋愛関係なワケです。お店の後にデートしたり、休日をいっしょに過ごしたり、普通の恋人同士みたいなことはしたし、その時間は楽しいものでした。なんせイケメンだし(笑)。

色恋管理あるあるの「付き合ってるのは周りには内緒」という彼からの口止めは、こちらにも好都合でした。実のところ私も他に遊んでいた男性がいたし、恋人未満の男性とデートをしたりもしていたので。本気になったら負けだと当時は思っていたし、嫉妬もなし、されたくもない、奢ってもらったり、待遇を良くしてもらったり、良い思いをさせてもらいたかっただけのお付き合いでした。

 

店内恋愛禁止とはいえ、キャバ嬢だって黒服だって一人の人間です。相手が魅力的なら好きになることもあるでしょう。お互いに本気ならそれは仕方のないことだと思うし、個人的に素敵だな、イイ男だなと思えた黒服はたくさんいました。

でも、恋愛関係になったことは私は一度しかなくて、割り切った色恋管理のこの彼だけでした。やっぱりキャバ嬢という仕事柄、お客さんを裏切る店内恋愛はダメだと思っていたのかもしれません。

 

ちなみに色恋管理の彼は、7人のキャバ嬢との色恋がお店にバレて、その酷さから他地域のお店に飛ばされました。彼について行って移動したキャバ嬢もいたし、傷ついて辞めた子もいましたが、私は会社帰りに出勤できるから選んだお店だったので、移店も退店もせず。彼とは自然に連絡を取らなくなりましたとさ。

 

 

ライター:森山まなみ